亡くなる1週間前の日曜日のお散歩でもオヤツ散策にいそしんでいたヴィントでした。
家でもとうさんにおねだりしたり
それからの1週間も食べたり食べなかったりといつもと変わらぬ状態でした・・
11月2日土曜日・・毎週の診察日、準備をしているとヴィントの様子が・・
シートの上でヴィントが伏せをしたまま動こうとしないので
ベッドに連れて行こうと抱っこすると力がなく・・・歯茎をみると白くなっていて
とうさんにヴィントの様子を伝え、
駅から病院にヴィントの様子と到着時間を連絡して乗り込みました。
スリングの中のヴィントはじっとしているものの
その間2度・・・う〜〜んという声を発しスリングの中で身体を移動
暑いのかと思い水を飲ませようと口元に持っていくと飲んでくれたので
少しホッとしました。
駅に着くといつも待機しているタクシーがその日に限っていない
焦る母さん何で今日に限っていないのって腹立たしくて・・・
タクシーを探さなければと思っているとそこにタクシーが・・・・
急いで下さいと促し病院へ、直ぐに検査室に運び
ふるふる先生に見てもらう事ができました。
直ぐに酸素をあててもらい、血圧を測ろうとするも何度もエラーが
血液検査も少量しか採れませんでした・・・
そしてICUに運んで頂きそこでヴィントの様子を見ながら待機
時間は病院に着いたのが11時15分ぐらい、それからすぐに処置をしてもらい
11時30分過ぎからICUに入り2時過ぎまで
ヴィントも症状が落ち着いてきたようで頭を少し上げたりと力が入ってきました。
その間も他の先生や看護師さん達が何度も見に来て下さりとても心強かったです。
それにお昼休みにはサンドイッチの差し入れまで頂いたりと・・・
皆さんの心遣いにはいつも有難く・・
元気になって、また通院するよってヴィントに呼びかけていました。
そして少ししか採取できなかった血液でしたが、供血犬のしろちゃんから血液を
提供してもらいクロスマッチもOKで2時半ぐらいから輸血が始まりました。
輸血は時間がかかるので、ちょうど熊本から帰ってきたとうさんも到着して
先生からこれからもこういう事が起きるという事などの話を聞き
一度家に戻ってお迎えに行くことになりました。
その日の19時過ぎに病院から電話を頂きお迎えに・・・
下痢をしてるようで、お尻を綺麗に拭いてもらっているところで
バロンをみたヴィントはいつものう〜う〜と
朝の様子ではそんな元気はなかったのに・・・
バロンに文句を言うぐらい元気になったのがとっても嬉しかったです。
ヴィントに血液を提供してくれたしろちゃん有難うございました。