8月26日は父のお誕生日・・
でも、その父もシンバと同じ日に95歳で天国へと旅立ち
おめでとうって言えないのが寂しくてたまりません・・
今年のお盆は父の初盆となり、兄妹家族が集まりました。
その時に辛い話ばかりでしたが、兄の次女と三女がそれぞれ結婚する
ことになり父の墓前にご報告・・喜んでいることと思います。
昨年お盆に兄の家で両親と食事会をしてから1年・・
まさか父がこんなに早く逝くとは思ってもいませんでした・・・
母は・・・
会いに行くたびに相変わらずおとうさんは元気?って聞きます。
一番気になっていることですものね!
元気よって言わなければいけないのはとても辛いのですが、
その嘘が、母の元気となる方がいいのではと思うようにもなりました。
だからか、以前は自分のことをかまわなくなっていた母が
少しづつ元気になってきて、行く度に洗面台の前で髪をといていたり、
肌もつやがでてきて嬉しくなり、それに伴って明るくなっているのを
みるとこれで良かったのだと・・・
父のことを伝えていないことが重くのしかかっていましたが、
母には言わない選択の方が良かったのかもしれないと
思うようになりました。
そして、母の口癖は、私一人でお父さんの所に帰るから
おらん(居ない)と思うよって言います。
歩くこともままならなくなった母、父に会いたいという気持ちが
良く分かるので、心の中で会わせてあげることができなくて
ごめんねって母に詫びています。
95歳で止まってしまった父のお誕生日・・・
いつもお花を送っていたので仏前にお花を供えなければ・・・!
優しくて一度も叱られたことがない私はいろんな意味で
父が大好きでした。
実家は島なので、ほとんどが15歳から両親と離ればなれになります。
だけど両親が大変になってからは、兄と交代でみるようになり、
私の料理でも喜んで食べてくれる父に、少しだけでも親孝行が
できたかなぁと思っています。
そして、昨年の11月転院する父を兄と話し合って実家に連れて
帰った時に昔の知り合いの方が会いに来て下さり、
昔の話で盛り上がった時に見せた父のはにかむような笑顔は
忘れることができませんでした。
その父の笑顔をカメラに収めることができなかったのが悔やまれます。
お父さん・・・母のことは心配しないでね!
96歳のおめでとうは言えなかったけれど、いつもお父さんのことを
思っています。